つらつら日記

ブラック社内SEからブリッジエンジニア(仮)に転職できました。修行中です。

SE続けろ、ってバカ言ってんじゃないよ

とりあえず、まだ気分の浮き沈みが激しい日々ではあるけれど、就職へ向けて動かなければ、という思いから、先日勢いで就職エージェントとの面談を申し込んだ。

 

正直なところ、エージェント様の言うことは半信半疑かなぁ、といった所。言われたことを書き出すと、

 

・自己肯定感低いよね。別に低くてもいいけど、前職の失敗引きずったままだと別業種きついんじゃない?カウンセリングルームとか行って、人に自分の話を肯定してもらうといいよ。

・働くことを通じて成長すると言う体験が必要だと思う。そうすれば時肯定感が生まれるよ。

・とりあえず現状お勧めできるのは、IT(未経験OKなところ)と、営業かな。SEでうまいこと障害乗り越えれば、自己肯定感増すよ?

・将来の目標と夢があるだけまし。後はそれに計画を作って、PDC回そう。越えることができるステップをいくつか作って、一つ一つこなしていこう。

・とりあえず応募しまくれ。積み重ねていかないと先はないよ。

 

私があまりうまく話すことができず、2時間近く面談にかかってしまった。付き合っていただいたことには感謝したい。

言っていることは理路整然としているし、他己分析に付き合っていただいたおかげで、今まで自分の見えていなかった部分にスポットが当たった感じはある。(ああ、やっぱり俺発達障害じゃん、という自覚が強まった面も否定できない。)

ただ一方で、(向こうも商売柄結果は出さないといけないんだろうけど)こっちも陰々滅々としてるのに、ガツガツ再就職活動を始めろ、と言うのも酷な話だと思う。

私が「まだITに未練がある」と言う話をしたせいか、ITを勧められたが、再起を図るのにITをまた選択すると言うのも酷かもな、と感じた。ここまで話して、ITに戻りたくなくなっている自分に気づいた。前職では嫌ほど「あなたはこの業界に向いていないよ」と言われたせいか、もうその気になってしまっているのではないだろうか。

 

正直、自分は将来どうなりたいのかに関してかなり問い直すきっかけになった。

海外で働きたいと言う願望を突き詰めると、要は「自分が真っ当に働いて、自分なりに楽しく生活したいだけ」なのである。(ついでに自分の特性を生かして、他人より仕事ができると評価されれば、申し分ない。。。)

海外、特にアメリカは一人一人が違って当たり前という風土であるし、それなりのスキルさえあれば(発達障害があっても)認めてくれて、自分でも生きていくことができると思っていた。ヨーロッパも然りである(昨今はかなり事情が違っているようだけれど。)

職種は別にSEでもなんでもいい。ただ、就職活動の時には自分の中で様々な可能性を消して行った結果、残ったのがSEだったのである。

(話すの苦手だから営業はダメだし、文章書いたり絵を描くのも苦手でセンスもないから、デザイナーとか新聞記者もダメ。官僚になるには年齢も頭も足りない、地元の役場は地元に帰らないといけなくなるから嫌、などなど・・・)

そもそも消去法で就職先を選んでいる時点で、色々ナメくさっていると言うか、自己肯定感の低さを露呈しているのだが、そこはそれ。それが四半世紀生きた結果なのだから、仕方ない。可愛い可愛い「私」様である。攻めはすまい。

 

とりあえず何日までにあれしろこれしろ、と言われてちゃんとできるくらいまで精神が回復していないので、ちょっとお願いして就職活動は見送りたい・・・