つらつら日記

ブラック社内SEからブリッジエンジニア(仮)に転職できました。修行中です。

少し愚痴をば

職場の飲み会に参加するか否かということについて。

 

先月あたりから、職場の飲み会には極力出ないということを実践しようと思っている。業務的に出なければならないものを除いて。

職場の飲み会はとかく精神的かつ肉体的に良くない。

 

職場の飲み会というと、お酒の力を借りて普段言えないことを言う場だとも、親交を深める場だとも言う。仕事を円滑に進める上で、今までの日本では飲み会はそれなりの役割を果たしてきたわけだし、節度を弁えて参加するなら有意義な取り組みとなる。そういった場でなければ言えないこともあるだろう。

 

ただ、人によっては参加すると仕事にプラスになる人と、そうでない人はいると思う。私は後者である。

いわゆる気遣いがうまくできて、仕事ができる人には絶好のアピールタイムになる。普段から上司とのコミュニケーションも円滑なのだから、お酒が入ればもっと深い話もできるだろう。

一方でそれができない私のような人間にはプラスになることはない。今まで職場一年目の間は、これも経験と思って飲み会に出てきた。酒の注ぎ方、幹事のやり方、酔った人への気の回し方などなど、勉強できたことはある。

ただ、それが業務につながって、職場でのコミュニケーションが円滑になったことはない。断言しよう。むしろ悪くなったことしかない。

まず、私は集中力が高くないので、何かに集中するとそれ以外に集中できなくなる。そのため、飲み会の間は会話していると言うより、むしろ周囲に注意力を振りまいている時間の方が長い。酒がなくなれば店員に注文し、周囲にお酒を注ぐと言う作業をやっていた。正直これはそこまで苦痛ではなかった。飲み会での何気ない会話を自発的にする方が苦手なので、むしろそういった仕事があるのは時間つぶし的な意味でありがたかった。ただ、それで上とのコミュニケーションは円滑になった試しはない。経験として肥やしにはなったが、コミュニケーションの勉強になったとかいうことはない。

 

次に、お酒は人の理性のタガを外す。本音も出る。人によってはそれがいいのだと言う人もいるが、私はそうは思わない。言いたいことがあるなら、素面の状態でかつ職場など公的な場所で理路整然と言うべきだ。飲み会は決してボロクソに罵倒され続けるためにやる会ではないはずだ。私は4000円とか5000円とか言う大金を払うなら、説教会よりも参考書とかオンラインスクールに払いたい。もし説教会に参加して精神を病み、貴重な休日に疲れが残ろうものなら、もう飲み会なんて参加しない方がいいと思う。大体そんな素面でもない場でやった説教で、一体何人の人間が成長するというのか。罵倒されて喜んで成長する人間を、私は見たことがない。その金使って勉強しろ。

 

別に飲み会を否定したいわけではない。繰り返しになるが、今までの日本では飲み会が大きな役割を果たしてきたのだろうし、そこでしかできない経験というのもある。その効果を否定したくはない。人によってはビジネスチャンスになり得るだろう。

 

ただ、そこに参加して得られるメリットとデメリットは厳密に秤にかけるべきだと思う。私のように既に職場での評価が地に落ちている人間にとっては、一歩間違えば飲み会は地獄にしかならない。うまく振舞ってもプラスになることはない。平行線かマイナス行きだ。

 

ここまで愚痴になってしまったが、要は「義務感から無理やり出たくもない飲み会とか、参加する必要ないよ」ということである。ゆめゆめ、自分の精神状態とメリットデメリットを秤にかけることをお忘れなきよう。