CentOS6.8でEclipseの日本語化してみた
実にありふれた内容だ。こんなもん普通なら1時間かからずにできてしまう内容だ。
ところがどっこい、そうはいかなかった。毎度のことながら。
今回はEclipse自体のバージョンアップ作業を経てから、pleadesを突っ込みーのしてみた。
Eclipse自体はCentOSのセットアップ時に、オプションのダウンロードでサーバ機能を指定していた関係で最初から入っていた。入っていた。
Helios(ver.3.6)が。
Heliosってどれだけ前やねん。今はNeon(ver.4.6)の時代やぞ、と毒づきながら、アップデート作業に入った。
が、eclipseアップデートに関して言及している記事やらブログのエントリが少なすぎる。
ぶっちゃけ、eclipseの入っているディレクトリの中身を削除して、GUIでeclipseの公式サイトから仕入れてきた解凍前ファイルをそこで解凍してしまえば一番手っ取り早い。手順書に起こすにもすごく楽。(最後はその手段をとった。)
だがそこはそれ。後学のために、あえて私はコマンドでアップデートを試みた。
撃沈した。
まずgrep関連のコマンドでeclipseのパッケージをアンインストールし、新たにyum install eclipseでeclipseのインストールには成功した。
またもや最新版は手に入らなかった。Neonは遠い。
結局私はファイルをGUIで解凍しようとした。
が、失敗した。
確か、tar xvzf pkgconfig-0.15.0.tar.gz(ファイル名は変更した)と言ったコマンドを実行したが、解凍できないらしい。
覚えているのはこれくらいだ。辛い記憶はとっととコーラで流してしまえ。
結局私は元あったeclipseはディレクトリの中身を削除、代わりに解凍したファイルをディレクトリに配置し、とりあえずインストール作業は完了した。完全な敗北である。
まあ、結果が出ればいいのだ(吐血
次に日本語化だ。eclipseの日本語化プラグインはpleadesといい、ググったら出てくるサイトで最新版と前回版を配信中だ。ちなみに配信しているサイトのURLは以下の通り。
Eclipse 日本語化 | MergeDoc Project
こいつも圧縮ファイルで提供されているので、解凍してやる必要がある。確かeclipseの実行ファイルがあるディレクトリと同じディレクトリにある「dolpin」に配置してやり、ファイルを解凍するとよかったはずだ。(実行ファイルと同じディレクトリだったかもしれない。どっちかだ。)それからeclipse.iniという設定ファイルも(実行ファイルと同じディレクトリにあるので)書き換える。
確か、ファイルの最後に以下の通り書き加える感じだったはずだ。
-Xverify:none
-javaagent:/ide/Java-eclipse-
4.5.1/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
無論以上の記述は、インストールするeclipseのバージョンによって書き換えなければならない。
例えば、この記述とpleadesの展開位置が食い違うと、eclipseを起動した時に一瞬ロゴが表示された直後、アプリが落ちることになる。そこらへんは、まああんまり試すパターンもないことだし、試行錯誤するしかない。
今回試したのは相当に力技だが、おそらく最も確実だ。コマンド手入力で打ち間違えたりするよりははるかに。
他にもeclipseのメニューの中からpreferencesの項目を見つけ出し(確かヘルプ直下だったか、window直下だったかにある。)、「install and Update」からアップデートに使えるサイト一覧を書き加えた上で、eclipseのヘルプメニューの中からアップデートを行うと、あら不思議アップデートできちゃう、なんて言っている人もいるが、個人的にはうまくいかなかったのでオススメしない。
この周りは割と楽な部類なので、チョチョイと頑張れば何とかなる。はずだ。
だがまあしかし、全部コマンドでアップデートができたなんて人がいたら、その人の爪の垢でも煎じて飲みたい気分だ。